自動車室内で低音を効果的に再生する観点から、スピーカ再生音場の構造および伝送周波数特性について調べた。その結果前後方向の固有振動モードによる低域のディップと、リアパーセルトレイにスピーカを設置した場合の伝送周波数特性の乱れを明らかにした。これらを対策することにより高音質な音響再生が可能となる。

学会発表
  1. 車内音場の伝送周波数特性,日本音響学会誌,第44巻8号,pp. 575-580 (1988年, 8月)
  2. Low-frequency characteristics of vehicle interior sound fields, J. Acoust. Soc. Am. Vol.85, No.5, Nov. 1989, pp. 2022-2025